付け下げの色掛けを考える

40年前、まだ娘時代に実家に出入りしていた呉服屋で誂えてもらった付け下げ

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若い頃、お茶会で着たり、結婚してからは友人の結婚式に招かれた時など
活躍してくれたこの着物も
地色が白に近いクリーム色で、綸子なので光沢があり
何より柄行の色合いがくっきりとした朱をメインに持ってきてあるので

いつの頃からか、着るのに気おくれがするようになり
ずっと和ダンスで眠らせていました。


毎年、初釜の話題が出始める頃になると
(あの付け下げの地色を染め替えして着られないかしら?)
と考えつつ、
思うばかりで動かずにいました。


今日、他の着物のお手入れをお願いするついでに
悉皆屋さんに、
こんな着物があるのだけれど、
と見てもらうことに。


柄伏せして、地色を黒に染め変えたらどうかしら?と相談すると

この朱の色だと地色を黒にするとかえって今より派手な印象になってしまいかねない。
柄を糊で伏せて地色を引き染するとなると料金もかなりかかってしまうので
地色はそのままに、濃い色目の柄の部分に金銀彩を乗せて
元の柄色を少し殺してみてはどうか、

という提案。

どんな感じになるか試して見せてもらい、加工するかどうかを決める、と言う事で
預かって帰ってもらうことになりました。

今日、預けたものは他に2点

お稽古で来ている小紋の襟の筋汚れのお手入れと

着丈が短くて気になっていた長襦袢を解いて洗い張りしてもらい
マイサイズに仕立て直ししてもらいます。

それにしても、いつも思うことながら
和服の(というより、絹物の)素晴らしさ。


桐の箪笥に入れ、時々虫干しし
適切なお手入れをしていれば
何十年経っていても、新しいものとそう変わらない状態で
着続けることができるのですから。

購入する時はお高い買い物でも
コストパフォーマンスは抜群に高い『着るもの』ですよね。


娘時代から、嫁ぐ時にかけて、実家で誂えてもらった、
それなりの時代を経てきている着物たちは
どっしりと重みがあり、上等の反物から仕立ててもらっていた事が
今になってわかるようになりました。




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by kimonotonekoto | 2018-01-17 22:20 | 着物まわり | Comments(0)

50代最後になっても物欲が止まりません


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